2012年03月16日
一緒に楽しみます


「図書館の主」です。この間2巻が出ました。
これ、児童図書館の司書の話なんですが、この司書がめちゃデキるんです。
その人に合った本を選んでくれる・・・という、何とも素敵な司書さんです。
児童図書館ていう、面白い設定もいいのですが、これを読んでハッと気づかされる事も多いんです。
2巻で印象に残ったのは、子供にうまく接することが出来ない父親に司書が言ったセリフ。
『読み聞かせは、読む側・聞かせる側が誰であろうとかまわないし、年齢も関係ない。
大人から子供に限らず、大人が子供に読んでも
子供が大人に読んでも その本質は変わらない。
必要なのは、聞かせるのが 肉声である ということだ』
これが、とっても心に染みました。
小学校に入ったあさひにとって、(何かと忙しい中でも)絵本を楽しむことが少しでも安らぐ時間であるなら、
私はとてもうれしいし、私と一緒に読む時間が心に残ってくれるなら尚の事。
これからも変わらず一緒に読んでいきたいな・・・、と改めて思わされたお話でした。

昨日、読み始めた絵本の続きを見ることでした。
これです

「地下鉄ねずみのミニー どぶねずみ大作戦」
パリの地下鉄にすむハツカネズミたちの戦いです。
これが、昨日、お稽古に行く前に少し読み始めたところで時間がなくなって、続きは明日・・・と言っていたのです。
すごい気になってたんだねぇ。
手洗いする前に座り込んで読んでいました。
実は私もこのお話の続きが気になります。
そして、今日もまた、途中で時間が来て最後まで読めていません

明日はお休みだから、夕飯のあとゆっくり読むつもりです。
私も一緒に楽しみたいから、読みたいけど「こっそり読み」はしていません

児童書って、おもしろいですね



あさひにねだられて買ってしまいました。
宮沢賢治って、あさひのお気に入りなので、これも楽しんでくれるといいなぁ。
てことで、「今日の1冊・・・

さ、お迎えに行ってこよ・・・

2011年11月29日
気になります!
日曜日、久しぶりにあさひが眠る時間に旦那クンが居たので、珍しく本を読んであげていました。
あさひが最近少しずつ読んでいる
本です。
「名たんていカメラちゃん
ぬすまれたダイヤのなぞ」
ディビッド・アドラー・作 国土社 から発行されています。
何でも写真に撮ったように場面を覚える抜群の能力のある女の子、
カメラちゃんこと、ジェニファー。
そのお友達、エリックくん の二人が事件を目撃・解決していくお話です。
これ、私も知らなくて、あさひに読み聞かせていたら、私が面白くなって、
あさひが途中で眠ってしまった後で、気になって続きをよんでしまうくらい、
単純だけど、引き込まれます。
旦那クンもそうだったみたい。
あさひが眠った後、続きを読みたくなって最後までよんでしまったそうな(笑)。
昨日の朝の旦那クンの第一声が、「カメラちゃんオモロイなぁ」でしたから。
「ダイヤはあそこに入れてたんか~・・・!!」やって
あさひも楽しんでいますが、私たち親の方がハマったようです。
・・・てことで、ちょっと変な 「今日の1冊・・・
」 でした。
あさひが最近少しずつ読んでいる


ぬすまれたダイヤのなぞ」
ディビッド・アドラー・作 国土社 から発行されています。
何でも写真に撮ったように場面を覚える抜群の能力のある女の子、
カメラちゃんこと、ジェニファー。
そのお友達、エリックくん の二人が事件を目撃・解決していくお話です。
これ、私も知らなくて、あさひに読み聞かせていたら、私が面白くなって、
あさひが途中で眠ってしまった後で、気になって続きをよんでしまうくらい、
単純だけど、引き込まれます。
旦那クンもそうだったみたい。
あさひが眠った後、続きを読みたくなって最後までよんでしまったそうな(笑)。
昨日の朝の旦那クンの第一声が、「カメラちゃんオモロイなぁ」でしたから。
「ダイヤはあそこに入れてたんか~・・・!!」やって

あさひも楽しんでいますが、私たち親の方がハマったようです。
・・・てことで、ちょっと変な 「今日の1冊・・・

2011年09月30日
マンガを読む
あさひは、最近、図書館に行くと、絵本や鉄道本の他に1冊だけマンガを借りるようになりました。
「ドラえもん」なんですけどね
マンガも読むようになったんだなぁ・・・と、そんな年齢になってきたんだなぁ・・・なんて、ちょっと複雑な気分
そもそも、漫画を読むようになったのがこの本。
日本の漫画伝記シリーズの「源義経」にハマったから。
夏前に「源義経」ってどんなことしたの?てな質問から始まり、これを買い与えたのがハマったいきさつ。
漫画を読んだことがなかったあさひは、最初、どういうふうに読んでいいのか分からなかったみたいなんだけど、
こういう順番で読むとわかるよ・・・と教えたら、とても喜んで楽しみ始めました。
それ以来、このシリーズの他の本もをちょこちょこ読んでいます。
自分なりに知識を増やしていているようです(いまのところ全く役に立っていませんが
)。
・・・そして、図書館で「ドラえもん」を見つけたあさひは、行く度に1冊は借りています。
んで、先週借りたのがこの本。
ドラえもんには違いないけど、「歌とピアノが上手になる本」だって!(笑)
歌が大好きなあさひは、これでレベル・アップ出来ると思ったみたい。
そんな訳ないのにねぇ・・・。
これって、「空手やっててんぞ!・・・通信教育で・・・」という岡八郎さんのギャグみたいなもんです
なにかコツみたいなもんが書いてあるようですが、果たしてどうなることやら・・・
ちなみに最近よく歌っているのは、
ゴダイゴの「Beautiful Name」。
めちゃ良い歌で私も好きなんだけど、小学校って時々こういう歌のチョイスするから面白いです。
不思議な「今日の1冊・・・
」でした。
「ドラえもん」なんですけどね

マンガも読むようになったんだなぁ・・・と、そんな年齢になってきたんだなぁ・・・なんて、ちょっと複雑な気分


日本の漫画伝記シリーズの「源義経」にハマったから。
夏前に「源義経」ってどんなことしたの?てな質問から始まり、これを買い与えたのがハマったいきさつ。
漫画を読んだことがなかったあさひは、最初、どういうふうに読んでいいのか分からなかったみたいなんだけど、
こういう順番で読むとわかるよ・・・と教えたら、とても喜んで楽しみ始めました。
それ以来、このシリーズの他の本もをちょこちょこ読んでいます。
自分なりに知識を増やしていているようです(いまのところ全く役に立っていませんが

・・・そして、図書館で「ドラえもん」を見つけたあさひは、行く度に1冊は借りています。

ドラえもんには違いないけど、「歌とピアノが上手になる本」だって!(笑)
歌が大好きなあさひは、これでレベル・アップ出来ると思ったみたい。
そんな訳ないのにねぇ・・・。
これって、「空手やっててんぞ!・・・通信教育で・・・」という岡八郎さんのギャグみたいなもんです

なにかコツみたいなもんが書いてあるようですが、果たしてどうなることやら・・・
ちなみに最近よく歌っているのは、
ゴダイゴの「Beautiful Name」。
めちゃ良い歌で私も好きなんだけど、小学校って時々こういう歌のチョイスするから面白いです。
不思議な「今日の1冊・・・

2011年09月22日
必需品
昨日は全国的に大変な台風でしたね。北海道は今日が大変なんですね。
名古屋市内でもかなりの方が避難されていたので、ニュースを見た友達が、続々と連絡をくれました。
幸いにも、私ン家は、なーんもなかったので、連絡くれたのが申し訳ないくらいでした(笑)
さて、そんな台風day だった昨日、あさひは暴風警報が出ていたので休校になりました。
イレギュラーで休まれると、あたしゃ体に堪えるのよね
・・・と文句を言っていてもどうにもならないので、学校と同じ時間割で過ごす事にしました。
8時30分に携帯でチャイムを鳴らしてやったわい
「んじゃ、1時間目は体育だね」と早速さぼろうとするので、「雨だから今日の体育は、国語に変更になりました」と言ってやりました

で、「国語」の時間になりまして、漢字練習をしたり、書写をしたりしたあと、言葉の練習問題をやり始めました。
「次の____の言葉の反対の意味の言葉を( )に入れて文章を完成させましょう」・・・という、反対語を確認する問題でした。
問題・・・・
「電気をつけると 明るい。 消すと、( )。」
はい、園児もしくは、1年生でもわかります。
あさひの答え・・・・
「電気をつけると 明るい。 消すと、( 見えない )。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
開いた口をもっと広げて、あさひに取りに行かせたのが
この国語辞典。
あさひには、必需品です・・・・
本気で書いた答えがあれなんが、腹立つんです!
この辞書選びの話は、また、今度。
頭の中に台風が吹き荒れた、1日でした・・・
名古屋市内でもかなりの方が避難されていたので、ニュースを見た友達が、続々と連絡をくれました。
幸いにも、私ン家は、なーんもなかったので、連絡くれたのが申し訳ないくらいでした(笑)
さて、そんな台風day だった昨日、あさひは暴風警報が出ていたので休校になりました。
イレギュラーで休まれると、あたしゃ体に堪えるのよね

・・・と文句を言っていてもどうにもならないので、学校と同じ時間割で過ごす事にしました。
8時30分に携帯でチャイムを鳴らしてやったわい

「んじゃ、1時間目は体育だね」と早速さぼろうとするので、「雨だから今日の体育は、国語に変更になりました」と言ってやりました


で、「国語」の時間になりまして、漢字練習をしたり、書写をしたりしたあと、言葉の練習問題をやり始めました。
「次の____の言葉の反対の意味の言葉を( )に入れて文章を完成させましょう」・・・という、反対語を確認する問題でした。
問題・・・・
「電気をつけると 明るい。 消すと、( )。」
はい、園児もしくは、1年生でもわかります。
あさひの答え・・・・
「電気をつけると 明るい。 消すと、( 見えない )。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



あさひには、必需品です・・・・
本気で書いた答えがあれなんが、腹立つんです!
この辞書選びの話は、また、今度。
頭の中に台風が吹き荒れた、1日でした・・・

2011年07月08日
七夕の日
昨日の七夕は生憎の雨降り・・・
織姫さんと彦星さんもねんに1回の逢引の日なのに、可哀想に・・・
でも私は年に1度だから、傘さしてでも逢っていることを願っています
さて、そんな雨降りの中、あさひが言った一言。
「今日は七夕だけど、雨だから中止ね」・・・。
うーん、どういうことなんだろうか?イマイチ七夕が分かっていない様子。
イベントが中止になる・・・て感覚で話しているようで、どうも分からん。
幼稚園の時には「ももたろうになりたい」と短冊に書いてきた、スーパーナチュラルなあさひですから、
こういうつぶやきも驚きではありません。
一応、由来なんかも説明したのですが、「ふぅ~ん」の返事。
それでも、夜に持ってきた本は・・・
「天人女房」 という、お話でした。
これ、織姫さんと彦星さんの元になっている鹿児島県の昔話です。
水浴びをしていた天人に一目惚れした牛飼いの男が、
天人の羽衣を隠して自分の家に住まわせてあげます。
そして、夫婦になった二人には子供が生まれますが、
ある時男が隠した羽衣を天人が見つけで天に帰っていきます。
男が天に上っていって、天人の親に婿にして欲しいと頼みますが、ものすごい無理難題を言われて・・・・。
というお話。
羽衣伝説とか七夕のお話には似たような話がたくさんありますね。
これもそのうちの1つと思っていいと思います。
あさひは昔話とか民話が結構好きなので、楽しく読んでいます。
この季節ならではのお話です。
「今日の1冊・・・
」 でした。

織姫さんと彦星さんもねんに1回の逢引の日なのに、可哀想に・・・

でも私は年に1度だから、傘さしてでも逢っていることを願っています

さて、そんな雨降りの中、あさひが言った一言。
「今日は七夕だけど、雨だから中止ね」・・・。
うーん、どういうことなんだろうか?イマイチ七夕が分かっていない様子。
イベントが中止になる・・・て感覚で話しているようで、どうも分からん。
幼稚園の時には「ももたろうになりたい」と短冊に書いてきた、スーパーナチュラルなあさひですから、
こういうつぶやきも驚きではありません。
一応、由来なんかも説明したのですが、「ふぅ~ん」の返事。
それでも、夜に持ってきた本は・・・


これ、織姫さんと彦星さんの元になっている鹿児島県の昔話です。
水浴びをしていた天人に一目惚れした牛飼いの男が、
天人の羽衣を隠して自分の家に住まわせてあげます。
そして、夫婦になった二人には子供が生まれますが、
ある時男が隠した羽衣を天人が見つけで天に帰っていきます。
男が天に上っていって、天人の親に婿にして欲しいと頼みますが、ものすごい無理難題を言われて・・・・。
というお話。
羽衣伝説とか七夕のお話には似たような話がたくさんありますね。
これもそのうちの1つと思っていいと思います。
あさひは昔話とか民話が結構好きなので、楽しく読んでいます。
この季節ならではのお話です。
「今日の1冊・・・

2011年06月02日
子供の将来に悩むライオン
とっても久し振りに絵本のお話です。
相変わらず毎晩、何か読んで寝てます・・・。
さて、今回の絵本は、
「三びきのごきげんなライオン」
文・Louise Fatio (ルイーズ・ファティオ)、絵・Roger Duvoisin (ロジャー・デュボアサン)
翻訳は、晴海耕平 さんで、童話館出版から発行されています。
晴海耕平さんの翻訳した本は、あさひも何冊か持っていて、
このブログで紹介したものでは、「おちゃのじかんにきたとら」(2009年2月16日「すごいトラです」参照) や、「三びきのこぶた」(2008年9月4日「定番の絵本」参照) などがあります。
とっても親しみやすい翻訳です。
この絵本ですが、「ごきげんなライオン」シリーズの1冊だと思います。
原作は、1959年に発行されているようで、今回の絵本は日本では、
1978年に佑学社から「ぼうやで三びき ごきげんなライオン」として刊行されたものを、新たに翻訳して出版したものだそうです。
さて、お話ですが、フランスの動物園に住む、ごきげんなライオンくんには家族ができました。
奥さんと子供です。
その子供が生まれた時からライオンくんは悩み始めます。
「自分の子供は将来、何になったら幸せだろうか?」・・・と。
動物園のライオンでもいいんだけど、ライオンは自分のやりたい仕事ができるはず・・・と。
ほんま、これ読んでたら、親目線に共感できる事も多くて笑ってしまいます。
フランソワと名付けられた赤ちゃんライオンが成長して、何になるのか。
その成長過程ではどんな経験をするのか。
ぜひ読んでみてください!
私は、とても幸せな気持ちになりました。
あさひは、一体、何になるんだろうなぁ・・・?
「今日の1冊・・・
」 でした。
相変わらず毎晩、何か読んで寝てます・・・。
さて、今回の絵本は、


文・Louise Fatio (ルイーズ・ファティオ)、絵・Roger Duvoisin (ロジャー・デュボアサン)
翻訳は、晴海耕平 さんで、童話館出版から発行されています。
晴海耕平さんの翻訳した本は、あさひも何冊か持っていて、
このブログで紹介したものでは、「おちゃのじかんにきたとら」(2009年2月16日「すごいトラです」参照) や、「三びきのこぶた」(2008年9月4日「定番の絵本」参照) などがあります。
とっても親しみやすい翻訳です。
この絵本ですが、「ごきげんなライオン」シリーズの1冊だと思います。
原作は、1959年に発行されているようで、今回の絵本は日本では、
1978年に佑学社から「ぼうやで三びき ごきげんなライオン」として刊行されたものを、新たに翻訳して出版したものだそうです。
さて、お話ですが、フランスの動物園に住む、ごきげんなライオンくんには家族ができました。
奥さんと子供です。
その子供が生まれた時からライオンくんは悩み始めます。
「自分の子供は将来、何になったら幸せだろうか?」・・・と。
動物園のライオンでもいいんだけど、ライオンは自分のやりたい仕事ができるはず・・・と。
ほんま、これ読んでたら、親目線に共感できる事も多くて笑ってしまいます。
フランソワと名付けられた赤ちゃんライオンが成長して、何になるのか。
その成長過程ではどんな経験をするのか。
ぜひ読んでみてください!
私は、とても幸せな気持ちになりました。
あさひは、一体、何になるんだろうなぁ・・・?
「今日の1冊・・・

2011年04月19日
タイムリーなお話
先月はとてもお世話になった絵本です。
「ロバのシルベスターとまほうの小石」
原題:「SYLVESTER AND THE MAGIC PEBBLE」
1969年アメリカの作家 ウィリアム・スタイグ(William Steig )作
/瀬田 貞二 訳 です。
評論社から出版されています。
お話の内容は・・・
ある日、ロバのシルベスターは何でも願いが叶う、魔法の小石を拾います。
喜んで家に帰る途中、ライオンに出くわします。
そこで、シルベスターは「石になりたい」と願ってしまいます。
そして、石になったシルベスターは・・・。
というのが簡単なあらずじです。
あさひとは夜寝る前に読んでいたのですが、
ママとパパがとても心配して探し回ったり、
石になってしまったシルベスターがパパやママに会いたいと願うところ、
なんかは途中で顔を見ると、半泣きで聞いていました。
最後もとても感動的で、生きているだけで他には贅沢はいらない・・・という気持ちになります。
この作品は、前述したとおり、40年以上も前の作品です。
当時、「コ-ルデコット賞」を受賞していて、名作はいつ読んでも面白いんだと気付かされます。
瀬田貞二さんも、絵本の翻訳ではよく見かけるので、あさひもこの人の名前を見ると、
以前に何を読んだかな・・・と本棚から引っ張り出します(笑)
今回は日本版ですが、これは原書で読んだら又、違った捕らえ方や
音の響きなんかも楽しめるのではないかな・・・と思います。
ほっこりしますよ。オススメです。
「今日の1冊・・・
」 でした。


原題:「SYLVESTER AND THE MAGIC PEBBLE」
1969年アメリカの作家 ウィリアム・スタイグ(William Steig )作
/瀬田 貞二 訳 です。
評論社から出版されています。
お話の内容は・・・
ある日、ロバのシルベスターは何でも願いが叶う、魔法の小石を拾います。
喜んで家に帰る途中、ライオンに出くわします。
そこで、シルベスターは「石になりたい」と願ってしまいます。
そして、石になったシルベスターは・・・。
というのが簡単なあらずじです。
あさひとは夜寝る前に読んでいたのですが、
ママとパパがとても心配して探し回ったり、
石になってしまったシルベスターがパパやママに会いたいと願うところ、
なんかは途中で顔を見ると、半泣きで聞いていました。
最後もとても感動的で、生きているだけで他には贅沢はいらない・・・という気持ちになります。
この作品は、前述したとおり、40年以上も前の作品です。
当時、「コ-ルデコット賞」を受賞していて、名作はいつ読んでも面白いんだと気付かされます。
瀬田貞二さんも、絵本の翻訳ではよく見かけるので、あさひもこの人の名前を見ると、
以前に何を読んだかな・・・と本棚から引っ張り出します(笑)
今回は日本版ですが、これは原書で読んだら又、違った捕らえ方や
音の響きなんかも楽しめるのではないかな・・・と思います。
ほっこりしますよ。オススメです。
「今日の1冊・・・

2011年03月07日
またぁ~?!
あさひに、1年生になって、好きな授業は何かな?と聞くと、
大抵、「音楽と図画工作と図書!」・・・と答えます。
これを聞くと、家でも学校でも自然児なんやね・・・と思います。
んで、図書の時間ですが、この1年で、家にある本だけでなく、
自分でチョイスして借りてくるのですから、あさひだけでなく私も楽しみなんです。
ま、1年になってすぐに、「もうすぐ2年生」っていう本を借りてきたのにはビックリしたけど(笑)
(2010年4月27日「図書室」参照)
そして、先週借りてきた本がこれです
「くもくん」
いとうひろし さん作、ポプラ社 から出版されています。
実はコレ、夏前にも借りてきて、今回で2回目なんです
とっても良いお話なんだけど、またまた借りてくるか?!
・・・て、ちょっとビックリです(笑)
「くもくん」は、空の雲です。色んな形に姿を変えます。
でも、「自分が無い」と嘆きますが、
地上から見ている子供たちが、
色んな形になる雲を見て喜んでいます。
それを見て、「くもくん」は、
『形が無いのが、自分の形かな・・・』と悟ります。
これをあさひは理解しているのか分かりません。
でも、印象に残って借りてくるんだから、やっぱりエエ本なんやね。
あさひのチョイスも捨てたもんじゃないかもしれません・・・(笑)
1年で成長した? のかな・・・。
「今日の1冊・・・
」 でした。
大抵、「音楽と図画工作と図書!」・・・と答えます。
これを聞くと、家でも学校でも自然児なんやね・・・と思います。
んで、図書の時間ですが、この1年で、家にある本だけでなく、
自分でチョイスして借りてくるのですから、あさひだけでなく私も楽しみなんです。
ま、1年になってすぐに、「もうすぐ2年生」っていう本を借りてきたのにはビックリしたけど(笑)
(2010年4月27日「図書室」参照)
そして、先週借りてきた本がこれです


いとうひろし さん作、ポプラ社 から出版されています。
実はコレ、夏前にも借りてきて、今回で2回目なんです

とっても良いお話なんだけど、またまた借りてくるか?!
・・・て、ちょっとビックリです(笑)
「くもくん」は、空の雲です。色んな形に姿を変えます。
でも、「自分が無い」と嘆きますが、
地上から見ている子供たちが、
色んな形になる雲を見て喜んでいます。
それを見て、「くもくん」は、
『形が無いのが、自分の形かな・・・』と悟ります。
これをあさひは理解しているのか分かりません。
でも、印象に残って借りてくるんだから、やっぱりエエ本なんやね。
あさひのチョイスも捨てたもんじゃないかもしれません・・・(笑)
1年で成長した? のかな・・・。
「今日の1冊・・・

2011年02月22日
冒険モノ
お休みの時の本は、先週1週間、ずーっとこれでした
ご存知「たから島」です。
ロバート・ルイス・スチーブンソン の名作です。
これは、集英社 から発行されている
「子どものための世界文学の森」シリーズの1冊です。
最初は「まだ早いかな?」と思って購入したのですが、
「エエもんは、早くても良いわぃ!」と思って読みました。
これがこれが、あさひ、めちゃめちゃ食いつきましたよ
改めて読むと、冒険モノって面白いですね。
ナイフが背中に刺さって・・・なんて描写があってちょっと気になりましたが、
そこもお話の特徴なんだと思っています。
あさひは、眠いのに「もっと読んで」となりましたが、「続きは明日・・・」と
お待たせさせるのもたまには良い経験だと思って、
少しずつ読んでいたら、とうとう終わってしまいました。
最後まで読んでも、たまに気付くと、ペラペラとページめくって読んでいました。
こりゃ原本で読ませても面白いかも・・・なんて思います。
このシリーズは、これも読みたいな・・・てなラインナップになっているので、
今度はあさひと一緒に選びに行く約束をしました。
マーク・トゥウェインになるのか、コナン・ドイルになるのか、わかりませんが、
また楽しみが増えました。
さ、今日の学校図書室の時間には何を借りてくるのでしょうか?
「今日の1冊・・・
」でした。

ロバート・ルイス・スチーブンソン の名作です。
これは、集英社 から発行されている
「子どものための世界文学の森」シリーズの1冊です。
最初は「まだ早いかな?」と思って購入したのですが、
「エエもんは、早くても良いわぃ!」と思って読みました。
これがこれが、あさひ、めちゃめちゃ食いつきましたよ

改めて読むと、冒険モノって面白いですね。
ナイフが背中に刺さって・・・なんて描写があってちょっと気になりましたが、
そこもお話の特徴なんだと思っています。
あさひは、眠いのに「もっと読んで」となりましたが、「続きは明日・・・」と
お待たせさせるのもたまには良い経験だと思って、
少しずつ読んでいたら、とうとう終わってしまいました。
最後まで読んでも、たまに気付くと、ペラペラとページめくって読んでいました。
こりゃ原本で読ませても面白いかも・・・なんて思います。
このシリーズは、これも読みたいな・・・てなラインナップになっているので、
今度はあさひと一緒に選びに行く約束をしました。
マーク・トゥウェインになるのか、コナン・ドイルになるのか、わかりませんが、
また楽しみが増えました。
さ、今日の学校図書室の時間には何を借りてくるのでしょうか?
「今日の1冊・・・

2010年12月17日
これまた素敵な絵本です
久し振りに絵本の話です。
「ティリーのねがい」
フェイス・ジェイコブス 作
小林いづみ 訳
こぐま社 から発行されています。
第一印象は、「まぁ~、絵が細かくて綺麗!」
細かいですが、くどくないです。んで、リアルというより可愛らしいです。
本の著者紹介によると、作者のフェイス・ジェイコブスさんは、挿絵画家だったそうで、
この「ティリーのねがい」で、初めて自分でも文章を書いた・・・とあります。
さて、お話の内容ですが、
メイドの人形のティリーは、人形の家にその家の家族と共に住んでいますが、
自由を求めて家を抜け出します。
そして、自分だけの落ち着ける場所を探して旅に出ました。
そこで、くまのエドワードと出会い、エドワードの助けを借りながら「自分だけの場所」を求めて冒険をする・・・てな内容。
あさひは分かっていないと思うけど、ティリーの意志の強さはすごいもんです。
そして、その強さが出ている言葉がいっぱい出てきます。
「ためらうものはチャンスをにがす」とか、
「冒険なくして得るもの無し!よ」とかね。
ちょっと文章は長いけれど、あさひは何度も「読んで」と持ってきます。
ティリーの勇気ある冒険にわくわくするんでしょうね。
だんだん長い文章の絵本が増えてきて、読まされるのも辛くなってきました(笑)
でも、あさひも自分で読んでいる時もあるので、これも成長ですよね。
ちなみにこの絵本、「ティリーのクリスマス」という続編もあるそうです。
これからの季節にいいかも・・・。
「今日の1冊・・・
」 でした。
フェイス・ジェイコブス 作
小林いづみ 訳
こぐま社 から発行されています。
第一印象は、「まぁ~、絵が細かくて綺麗!」
細かいですが、くどくないです。んで、リアルというより可愛らしいです。
本の著者紹介によると、作者のフェイス・ジェイコブスさんは、挿絵画家だったそうで、
この「ティリーのねがい」で、初めて自分でも文章を書いた・・・とあります。
さて、お話の内容ですが、
メイドの人形のティリーは、人形の家にその家の家族と共に住んでいますが、
自由を求めて家を抜け出します。
そして、自分だけの落ち着ける場所を探して旅に出ました。
そこで、くまのエドワードと出会い、エドワードの助けを借りながら「自分だけの場所」を求めて冒険をする・・・てな内容。
あさひは分かっていないと思うけど、ティリーの意志の強さはすごいもんです。
そして、その強さが出ている言葉がいっぱい出てきます。
「ためらうものはチャンスをにがす」とか、
「冒険なくして得るもの無し!よ」とかね。
ちょっと文章は長いけれど、あさひは何度も「読んで」と持ってきます。
ティリーの勇気ある冒険にわくわくするんでしょうね。
だんだん長い文章の絵本が増えてきて、読まされるのも辛くなってきました(笑)
でも、あさひも自分で読んでいる時もあるので、これも成長ですよね。
ちなみにこの絵本、「ティリーのクリスマス」という続編もあるそうです。
これからの季節にいいかも・・・。
「今日の1冊・・・

2010年11月01日
しごとをとりかえただんなさん


もちろん、あさひのです。
ノルウェーのむかしばなし・・・だそうです。
「しごとをとりかえただんなさん」
です。
童話館出版から発行されています。
お話の内容は、というと・・・。
若い、お百姓さんとおかみさん夫婦のお話です。
だんなさんは畑を耕し、おかみさんはうちの仕事をして過ごしていました。
ある時、旦那さんとおかみさんが仕事をとりかえます。
旦那さんは、ウチの中の仕事なんて簡単・・・と鼻歌まじりで取り掛かりますが・・・。
というお話です。
旦那さんは、「お前はずいぶん楽な暮らしをしているもんだ。住み心地の良い家に、日がな一日いられるんだからな」
・・・なんて、シバイタロカ?!な発言をおかみさんにします。
これを読んだ時に、「ウチの旦那クンもこんなん思ってるんかなぁ?」とチラッと思いました。
さて、あさひですが、この絵本を読んでいくと、
旦那さんが、それはもうマンガみたいな失敗を繰り返すんだけど、
そのたびに爆笑して聞いています。
結局は「適材適所」てなことを言いたいのか、「旦那はイラン事言うもんじゃないよ」という教訓なのか(笑)
分かりませんが、とても楽しい本でした。
「今日の1冊・・・

2010年10月16日
おもしろいです
ノーベル化学賞に日本人二人が選ばれたことが話題になって、
「こんな研究すーっとしてはるのって、すごいなぁ。忍耐やなぁ・・・」なんて思う今日この頃です。
・・・だからと言って買ったわけではありません、決して
「なぜ?どうして?かがくのお話 1年生」 です。
学研から出版されています。
そもそもどうしてこれを買ったのか・・・というと、
あさひがよく空を見上げていて、「どうしてひこうき雲ってできるの?」と聞いてきたんです。
そりゃ、無知なあたしにゃ分からんよ・・・てことで、図鑑を調べたりしていたんだけど、
たまたま書店でこの本をみていると、まさに同じ質問が載っていたんです!!
・・・で、即買い
でした。
疑問・不思議は、「からだのお話」「生き物のおはなし」「みのまわり・たべものののお話」「ちきゅうとうちゅうのお話」に分かれています。
読んでいると、私も楽しい。んで、あさひがめっちゃ興味津々で聞いている。
歯が抜けたときは、「どうして歯ははえかわるの?」を読んでいたり、
怪我をしたときは「どうして血が出るの?」を読んだり・・・。
でも、残念ながら「生き物」の話はあんまり興味が無いみたい(泣)
虫が好きでないあさひは、「からだ」と「ちきゅう・うちゅう」ばっかり読んでます。
一つ一つのお話がそんなに長くないので(2-3ページ)、読み易いみたいです。
これ、6年生まであるから、続けて2年生のも買うかも・・・
「今日の1冊・・・
」 でした。
「こんな研究すーっとしてはるのって、すごいなぁ。忍耐やなぁ・・・」なんて思う今日この頃です。
・・・だからと言って買ったわけではありません、決して


「なぜ?どうして?かがくのお話 1年生」 です。
学研から出版されています。
そもそもどうしてこれを買ったのか・・・というと、
あさひがよく空を見上げていて、「どうしてひこうき雲ってできるの?」と聞いてきたんです。
そりゃ、無知なあたしにゃ分からんよ・・・てことで、図鑑を調べたりしていたんだけど、
たまたま書店でこの本をみていると、まさに同じ質問が載っていたんです!!
・・・で、即買い

疑問・不思議は、「からだのお話」「生き物のおはなし」「みのまわり・たべものののお話」「ちきゅうとうちゅうのお話」に分かれています。
読んでいると、私も楽しい。んで、あさひがめっちゃ興味津々で聞いている。
歯が抜けたときは、「どうして歯ははえかわるの?」を読んでいたり、
怪我をしたときは「どうして血が出るの?」を読んだり・・・。
でも、残念ながら「生き物」の話はあんまり興味が無いみたい(泣)
虫が好きでないあさひは、「からだ」と「ちきゅう・うちゅう」ばっかり読んでます。
一つ一つのお話がそんなに長くないので(2-3ページ)、読み易いみたいです。
これ、6年生まであるから、続けて2年生のも買うかも・・・
「今日の1冊・・・

2010年09月18日
宮沢賢治ってすごいねぇ・・・


ご存知、宮沢賢治 作、「セロ弾きのゴーシュ」です。
いろんな出版社から、これまたいろんな人の挿絵でありますが、
あさひにはこの 赤羽末吉 さんの絵のものを選びました。
なぜなら、あさひは「ももたろう」で赤羽末吉さんの絵本が気に入っていたからです。
私も好きですけどね。
あさひが「にほんごであそぼ」で「雨ニモマケズ」を覚えてから、かれこれ3年ほどになりますが、
「宮沢賢治」という名前には異様に興味を持っていたみたいで、
書店で宮沢賢治の名前を見つけると立ち止まって見つめていました。
ちょっとむつかしいかな・・・という作品もおおいけれど、「セロ弾きのゴーシュ」なら楽しめるかもと思って
勧めてみると、思った以上に食いつきました。
楽器の好きなあさひには好かったみたい。
んで、昨日も読まされていたんだけど、こだぬきが登場するところではなぜか大爆笑です。
先日は、「あさひ~」と呼びかけたときに、「なんだ?ホーシュ君か?」とお話のセリフを言う始末


そうして、「ゴーシュ」にハマッたあさひが次に「買って」と言ったのが

退院した日に買わされました

これは、原作を少し端折ってありますが、影絵が素晴らしく綺麗です。
講談社からの発行で、影絵と文を藤城清治 が書いています。
本当は全文を読んで欲しいけれど、あさひには字の文だけではまだまだ長いので、
こっちの絵がある方を選びました。
大きくなって自分で読んでくれたらいいかなと思います。
ほんと、この影絵は一度みてほしいなぁ。
・・・てことで、「今日の1冊」、いや、「今日の2冊・・・


2010年08月10日
即、購入!
毎日毎日、猛暑と熱中症のニュースが話題になっていますね。
あさひも相変わらず毎日、お天気解説をしてくれています
「猛暑でね、全国で100人を超える人が熱中症で病院に運ばれたんだよ」とか、
「明日は大阪は36℃くらいになるかもね」とか、
「高気圧がさぁ、すごい勢力なんだって」とか、
「大気の状態が不安定なんだって」・・・と、毎日あさひのお天気解説もこんな感じで
聞いているだけでも暑いっつーの!!
そして、ついに、本屋さんで見つけて「これ、買う!」と即買いしました
学研 WIDE図鑑 から、
「地球・気象」 です。
あさひでも気軽に見れる気象の本を探していたら、
やっぱりこういう図鑑が一番良かったんです。
長く使えそうなのと、ひらがなが振ってある文章。
写真も豊富で、図鑑ってスバラシイ!!
あさひは先月から、「The Death of the dinosaurs」恐竜がどうして絶滅したか・・・という文章を読んでいて、
それがめちゃめちゃ面白かったようなんです。
それには、①火山の爆発で絶滅に至った。②地球に隕石がぶつかって気候変動により絶滅した。
・・・という2種類の説が書かれていました。
そして、そんな時に見つけた、
火山とか隕石、大陸移動の事まで書いてあった、
この図鑑がめっちゃ気に入ったようです。
おまけに天気図解説も載ってるしね。
ちょっとずつですが、頑張って読んでいます。
いや、読まされてます(泣)
書店員さんも言ってましたが、「詳しい解説で、子供にはとっても分かり易い」ので、
オススメですよ!
もちろん、私も一緒に楽しんでます!!
「今日の1冊・・・
」 でした。
あさひも相変わらず毎日、お天気解説をしてくれています

「猛暑でね、全国で100人を超える人が熱中症で病院に運ばれたんだよ」とか、
「明日は大阪は36℃くらいになるかもね」とか、
「高気圧がさぁ、すごい勢力なんだって」とか、
「大気の状態が不安定なんだって」・・・と、毎日あさひのお天気解説もこんな感じで
聞いているだけでも暑いっつーの!!
そして、ついに、本屋さんで見つけて「これ、買う!」と即買いしました


「地球・気象」 です。
あさひでも気軽に見れる気象の本を探していたら、
やっぱりこういう図鑑が一番良かったんです。
長く使えそうなのと、ひらがなが振ってある文章。
写真も豊富で、図鑑ってスバラシイ!!
あさひは先月から、「The Death of the dinosaurs」恐竜がどうして絶滅したか・・・という文章を読んでいて、
それがめちゃめちゃ面白かったようなんです。
それには、①火山の爆発で絶滅に至った。②地球に隕石がぶつかって気候変動により絶滅した。
・・・という2種類の説が書かれていました。
そして、そんな時に見つけた、
火山とか隕石、大陸移動の事まで書いてあった、
この図鑑がめっちゃ気に入ったようです。
おまけに天気図解説も載ってるしね。
ちょっとずつですが、頑張って読んでいます。
いや、読まされてます(泣)
書店員さんも言ってましたが、「詳しい解説で、子供にはとっても分かり易い」ので、
オススメですよ!
もちろん、私も一緒に楽しんでます!!
「今日の1冊・・・

2010年07月10日
海の男やね~!
最初に読んでからいきなり食いついて、6月は、よーく読まされました・・・
「チムとゆうかんなせんちょうさん」 です。
作者は エドワード・アーディゾーニ
訳者は 瀬田 貞二 です。
福音館書店から発行されています。
さて、内容です。
海のそばに暮らす小さな男の子ティムは、いつも「船乗りになりたい」と願っていました。両親には「まだ小さいから」と反対されますが、汽船に乗るチャンスがあって、こっそり居座ります。
船員に見つかって怒られますが、船長さんに「働け」と言われ、ついに船員として働く事になりました。
これがなかなか頑張り屋さんで、信頼を得ていきます。
舟にも随分と慣れた頃、嵐で舟は座礁してしまい、チムは船長と取り残され・・・。
てな内容で、海洋冒険モノですね。
多分主人公のチムはあさひくらいの年齢だと思うんだけど、まぁ~しっかりしてはるわ。
「船乗りになりたい!」という意志を持ってその通りに行動するチムには男の子のたくましさを感じます。
座礁したときに船長さんがチムに言うセリフが、これまた大人の男!……。
「やあ、ぼうず、こっちへ こい。なくんじゃない。いさましくしろよ。
わたしたちは、うみのもくずときえるんじゃ。なみだなんかは やくにたたんぞ」
このくらいのページになると、あさひの顔は真剣そのもの!
よんでる私もドキドキしながら読んでました。
子供の成長と、大人の素晴らしさが感じられた1冊でした。
この本は、「チム」シリーズの1巻目です。あさひとは「つづきが読みたいね」と言っているくらい、
お気に入りの本になりました。
・・・てなわけで、「今日の1冊・・・
」 でした。


作者は エドワード・アーディゾーニ
訳者は 瀬田 貞二 です。
福音館書店から発行されています。
さて、内容です。
海のそばに暮らす小さな男の子ティムは、いつも「船乗りになりたい」と願っていました。両親には「まだ小さいから」と反対されますが、汽船に乗るチャンスがあって、こっそり居座ります。
船員に見つかって怒られますが、船長さんに「働け」と言われ、ついに船員として働く事になりました。
これがなかなか頑張り屋さんで、信頼を得ていきます。
舟にも随分と慣れた頃、嵐で舟は座礁してしまい、チムは船長と取り残され・・・。
てな内容で、海洋冒険モノですね。
多分主人公のチムはあさひくらいの年齢だと思うんだけど、まぁ~しっかりしてはるわ。
「船乗りになりたい!」という意志を持ってその通りに行動するチムには男の子のたくましさを感じます。
座礁したときに船長さんがチムに言うセリフが、これまた大人の男!……。
「やあ、ぼうず、こっちへ こい。なくんじゃない。いさましくしろよ。
わたしたちは、うみのもくずときえるんじゃ。なみだなんかは やくにたたんぞ」
このくらいのページになると、あさひの顔は真剣そのもの!
よんでる私もドキドキしながら読んでました。
子供の成長と、大人の素晴らしさが感じられた1冊でした。
この本は、「チム」シリーズの1巻目です。あさひとは「つづきが読みたいね」と言っているくらい、
お気に入りの本になりました。
・・・てなわけで、「今日の1冊・・・

2010年05月20日
こわい鬼だけど・・・
あさひがここんとこハマッている絵本は、めっちゃ怖い表紙のコレ
「ゼラルダと人食い鬼」
トミー・ウンゲラー 作、
評論社から発行されています。
トミー・ウンゲラーといえば、以前にも1冊
「へびのクリクター」を紹介したことがあります。
(2008年9月16日「古いけど・・・いい!」参照)
この独特の絵が印象的なんです。
今回の絵本は、最初表紙を見てビックリしました。
子供向け絵本なのに、ナイフ持ってるし・・・
先に内容を少し・・・
子供をさらって食べる人食い鬼がいました。
街から子供の姿が消えるくらい食べたので、田舎からやってきたゼラルダが久し振りの食事でした。
人食い鬼がゼラルダを捕まえようとしたとき、あやまって怪我をしてしまいます。
ゼラルダにとっては鬼なんて全然怖くなく、たくさんのおいしいお料理で、
子供を食べたくなることなんか忘れさせてしまいます。
そして、二人は・・・
なんて感じです。
とにかく、最初、あさひに読んでいて、「この絵本、ダイショウブかいな?!」
と、思うくらい残酷な絵だと思ったんです。
だって、ナイフに血がべっとり付いているページがあるんだもん。
でも、物語に引き込まれて、そして、ゼラルダの作るお料理に引き込まれて、
あさひもわたしもワクワク読んでいます。
旦那クンが横から、「どんだけ平和に終わっても、
鬼が子供を食べた罪は一生消えへんねんで」とあさひに言っていましたが、
実は私も同じことをあさひに言ってました(これって、大人目線で言いすぎ?)。
大人目線ついでに言うと、「女って強い!」とか、
「ゼラルダとお料理にうっとりするって、男の人って単純!」とか、
何となくこの絵本、面白い発見があるんです(笑)
最後のページなんて、優しくなった鬼と美しい女性に成長したゼラルダが、
彼女の生んだ子供たちと一緒に写真に納まっているんだけど、
一人の子供がナイフとフォーク持って赤ちゃんを食べたそうにしているんだよね。
「因果応報」・・・???
もちろん、あさひはそんな見方をしているわけもなく、ただただお話を楽しんでいるんだけど、
大人目線で見ると、さすが風刺画を書いていた作家トミー・ウンゲラー、
恐るべし・・・!です(笑)
今日の1冊・・・
でした。


トミー・ウンゲラー 作、
評論社から発行されています。
トミー・ウンゲラーといえば、以前にも1冊
「へびのクリクター」を紹介したことがあります。
(2008年9月16日「古いけど・・・いい!」参照)
この独特の絵が印象的なんです。
今回の絵本は、最初表紙を見てビックリしました。
子供向け絵本なのに、ナイフ持ってるし・・・

先に内容を少し・・・
子供をさらって食べる人食い鬼がいました。
街から子供の姿が消えるくらい食べたので、田舎からやってきたゼラルダが久し振りの食事でした。
人食い鬼がゼラルダを捕まえようとしたとき、あやまって怪我をしてしまいます。
ゼラルダにとっては鬼なんて全然怖くなく、たくさんのおいしいお料理で、
子供を食べたくなることなんか忘れさせてしまいます。
そして、二人は・・・
なんて感じです。
とにかく、最初、あさひに読んでいて、「この絵本、ダイショウブかいな?!」
と、思うくらい残酷な絵だと思ったんです。
だって、ナイフに血がべっとり付いているページがあるんだもん。
でも、物語に引き込まれて、そして、ゼラルダの作るお料理に引き込まれて、
あさひもわたしもワクワク読んでいます。
旦那クンが横から、「どんだけ平和に終わっても、
鬼が子供を食べた罪は一生消えへんねんで」とあさひに言っていましたが、
実は私も同じことをあさひに言ってました(これって、大人目線で言いすぎ?)。
大人目線ついでに言うと、「女って強い!」とか、
「ゼラルダとお料理にうっとりするって、男の人って単純!」とか、
何となくこの絵本、面白い発見があるんです(笑)
最後のページなんて、優しくなった鬼と美しい女性に成長したゼラルダが、
彼女の生んだ子供たちと一緒に写真に納まっているんだけど、
一人の子供がナイフとフォーク持って赤ちゃんを食べたそうにしているんだよね。
「因果応報」・・・???
もちろん、あさひはそんな見方をしているわけもなく、ただただお話を楽しんでいるんだけど、
大人目線で見ると、さすが風刺画を書いていた作家トミー・ウンゲラー、
恐るべし・・・!です(笑)
今日の1冊・・・

2010年05月01日
こぶたくんも成長
久し振りに、絵本紹介です。
最近はあまり絵本えお紹介していなかったので、「もう読んでないの?」と思われたかもしれませんが、
そんなことはありません。
相変わらず、毎晩毎晩、最近では10冊を選んで、順番を決めてから
「ママ、今日の絵本決まったよ!」と呼ばれます。
もちろん、10冊も読めません。恐ろしく眠い中で聞くので、多くて2冊です(笑)
さて、本ですが・・・
「しりたがりやのこぶたくん」
作 ジーン・バン・ルーワン
絵 アーノルド・ローベル
訳 三木 卓
童話館出版 から発行されています。
以前に「こぶたくん」(こちら参照)を紹介しましたが、こぶたくんシリーズの1冊です。
前回のお話より、こぶたくんは自分の言葉を上手に使って、
ママやパパとお話をするのが上手になっています。
5つのお話が入っているのですが、野菜を育てる事を楽しんだり、
妹と上手に遊べるようになったりします。
中でも、おとうさんと雪の日に散歩に出かけたときのお話が、こぶたくんの成長を感じました。
「雪はどれくらいあるの?」「雪が降って辺りがまっ白になったら畑はどこへいくの?」
「どうして爪先は冷たいの?」・・・など次々に質問をします。
お父さんは、上手にそれに答えます。いろんな「なぜ?」の聞き方、答え方がとっても微笑ましいです。
そして、最後に、お父さんが「どうしてそんなに、いろいろききながるんだい」と
こぶたくんに聞いた時の答えが・・・もう、拍手!!
あさひにツメの垢でも・・・な気分です(笑)
絵本のこぶたくんはしっかり成長していました。
さて、あさひくんは・・・・
ぼちぼちやっていきます・・・
最近はあまり絵本えお紹介していなかったので、「もう読んでないの?」と思われたかもしれませんが、
そんなことはありません。
相変わらず、毎晩毎晩、最近では10冊を選んで、順番を決めてから
「ママ、今日の絵本決まったよ!」と呼ばれます。
もちろん、10冊も読めません。恐ろしく眠い中で聞くので、多くて2冊です(笑)
さて、本ですが・・・

作 ジーン・バン・ルーワン
絵 アーノルド・ローベル
訳 三木 卓
童話館出版 から発行されています。
以前に「こぶたくん」(こちら参照)を紹介しましたが、こぶたくんシリーズの1冊です。
前回のお話より、こぶたくんは自分の言葉を上手に使って、
ママやパパとお話をするのが上手になっています。
5つのお話が入っているのですが、野菜を育てる事を楽しんだり、
妹と上手に遊べるようになったりします。
中でも、おとうさんと雪の日に散歩に出かけたときのお話が、こぶたくんの成長を感じました。
「雪はどれくらいあるの?」「雪が降って辺りがまっ白になったら畑はどこへいくの?」
「どうして爪先は冷たいの?」・・・など次々に質問をします。
お父さんは、上手にそれに答えます。いろんな「なぜ?」の聞き方、答え方がとっても微笑ましいです。
そして、最後に、お父さんが「どうしてそんなに、いろいろききながるんだい」と
こぶたくんに聞いた時の答えが・・・もう、拍手!!

あさひにツメの垢でも・・・な気分です(笑)
絵本のこぶたくんはしっかり成長していました。
さて、あさひくんは・・・・

ぼちぼちやっていきます・・・
2009年12月13日
アドベンチャーもの
ここ2ヶ月ほど、なかなかヘビーなペースで読んでいます
「ウィリーをすくえ!
チム 川をいく」
ジュディ・ブルック 作、
童話館出版 から発行されています。
1969年にロンドンで出版され、日本では1979年に富山房から初版されたものの復刻版だそうです。
絵も色もとってもきれいで、ヨーロッパの田園風景がとても豊かに表現されていると思います。
絵を見ているだけでも楽しめます。
さて、お話ですが、
野ねずみの「チム」と、はりねずみの「ブラウン」さんが川で紙の舟を浮かべて遊んでいると、
ビンが流れてきました。
水の中からビンを引き上げると、手紙が入っていて、
「たすけて!どぶねずみの一味につかまっている。」と書いてありました。
お友達のかえる、「ウィリー」が助けを求めて手紙を流したのです。
それから、「チム」と「ブラウン」さんは、チムのいかだに乗って「ウィリー」を助けに行く・・・。
と、こんな感じ。
あさひは、わくわくして聞いています。
んで、読んでいる私も、毎回ドキドキします(笑)
そして、チムの勇気に感動します。
こんな可愛らしい絵だから、のどかな話しかと思っていたら、しっかりアドベンチャーしてました。
そんなに長いお話ではありませんが、なんだかスカッとす絵本でした。
今日の1冊・・・
でした。


チム 川をいく」
ジュディ・ブルック 作、
童話館出版 から発行されています。
1969年にロンドンで出版され、日本では1979年に富山房から初版されたものの復刻版だそうです。
絵も色もとってもきれいで、ヨーロッパの田園風景がとても豊かに表現されていると思います。
絵を見ているだけでも楽しめます。
さて、お話ですが、
野ねずみの「チム」と、はりねずみの「ブラウン」さんが川で紙の舟を浮かべて遊んでいると、
ビンが流れてきました。
水の中からビンを引き上げると、手紙が入っていて、
「たすけて!どぶねずみの一味につかまっている。」と書いてありました。
お友達のかえる、「ウィリー」が助けを求めて手紙を流したのです。
それから、「チム」と「ブラウン」さんは、チムのいかだに乗って「ウィリー」を助けに行く・・・。
と、こんな感じ。
あさひは、わくわくして聞いています。
んで、読んでいる私も、毎回ドキドキします(笑)
そして、チムの勇気に感動します。
こんな可愛らしい絵だから、のどかな話しかと思っていたら、しっかりアドベンチャーしてました。
そんなに長いお話ではありませんが、なんだかスカッとす絵本でした。
今日の1冊・・・

2009年10月22日
ぼちぼち…ですね

『ぼちぼちいこか』です。
アメリカの作家−マイク・セイラーの作品で、
ロバート・グロスマンが絵を描いています。
アメリカでは1975年に出版されています。
さて、この『ぼちぼちいこか』は、本屋さんではよく見かけていましたが、今回、実際に手にしてみると、
意外なほど、あさひが気に入りました。
最近読んでいる絵本たちより、ずいぶん文字が少なくて、主人公のかわいいカバの絵と、シンプルな文章とその間…が楽しい絵本です。
多分、原書と若干言葉のニュアンスが違っていると思いますが、とにかくあさひが吐くくらいに笑い転げているのを見ると、
『絵本を読む』とは、こういう事か、と感じます。
関西弁で訳されているので、「ぼちぼち」という感じがとてもよく分かります(笑)
私も最後には、「ぼちぼちいこか」…という気持ちになります。
毎日イライラ、バタバタの生活も、これじゃいかんよ!…と、ホッと出来る一冊です。
久しぶりに「今日の1冊…

ちなみに、あさひの関西弁は、やはりイラッとする変な関西弁でした(笑)
2009年06月11日
リバイバル!
このごろ、あさひの持ってくる本の中に、再登場するようになりました。
「三びきのやぎのがらがらどん」 です。
1965年に福音館書店から発行されているので、ご存知の方も多いと思います。
さて、この絵本、多分2年ほど前からあさひに渡してあったんだと思うのですが、
今の方がヒットしてますねぇ(笑)
ぶっちゃけて言うと、私はこの絵本の絵は怖いです。
んで、お話もちょっと怖いです。
だって、「目玉はでんがくざし!」とか言うんだもん
トロルは気味悪いし・・・。ヘンゼルとグレーテルに出てくるトロルは良い人だったんだけどなぁ・・・。
ノルウェーの昔話・・・と書いてあるので、独特の雰囲気も分からないでもないです。
それでも、あさひはめちゃめちゃ好きになってます。
それはそれは、暗記してるくらいだから、好きなんだなぁ・・・。
以前は、読んでも「ふ~ん」な感じだったんだけど、今は、字になっていない事を想像で言うんで、
成長してきてるのかもしれません。
例えば、3びきのヤギが山に行くところの絵は、
「ねぇねぇ、どこ行く?」「そうだなぁー、川にいこうか」「いやいや、山にいこうよ」
「いいねぇ~!!」「じゃぁ、しゅっぱーつ!!」
・・・てな具合です。
誰がどの言葉を言っているのかは、あさひのサジ加減で決まるようで、
毎回、小さいやぎさんから言い出すようです。
時々は「おおぉーい、トロルゥー!!」とか、放っておいたら、話の筋が変わってしまいそうなくらい、
フレンドリーに言ってる時もあります(笑)
それにしても、絵本の魅力って、子供には無限大なんですねぇ・・・
てなわけで、 「今日の1冊・・・
」 でした。


1965年に福音館書店から発行されているので、ご存知の方も多いと思います。
さて、この絵本、多分2年ほど前からあさひに渡してあったんだと思うのですが、
今の方がヒットしてますねぇ(笑)
ぶっちゃけて言うと、私はこの絵本の絵は怖いです。
んで、お話もちょっと怖いです。
だって、「目玉はでんがくざし!」とか言うんだもん

トロルは気味悪いし・・・。ヘンゼルとグレーテルに出てくるトロルは良い人だったんだけどなぁ・・・。
ノルウェーの昔話・・・と書いてあるので、独特の雰囲気も分からないでもないです。
それでも、あさひはめちゃめちゃ好きになってます。
それはそれは、暗記してるくらいだから、好きなんだなぁ・・・。
以前は、読んでも「ふ~ん」な感じだったんだけど、今は、字になっていない事を想像で言うんで、
成長してきてるのかもしれません。
例えば、3びきのヤギが山に行くところの絵は、
「ねぇねぇ、どこ行く?」「そうだなぁー、川にいこうか」「いやいや、山にいこうよ」
「いいねぇ~!!」「じゃぁ、しゅっぱーつ!!」
・・・てな具合です。
誰がどの言葉を言っているのかは、あさひのサジ加減で決まるようで、
毎回、小さいやぎさんから言い出すようです。
時々は「おおぉーい、トロルゥー!!」とか、放っておいたら、話の筋が変わってしまいそうなくらい、
フレンドリーに言ってる時もあります(笑)
それにしても、絵本の魅力って、子供には無限大なんですねぇ・・・
てなわけで、 「今日の1冊・・・
