2007年12月11日
どろんこハリー
自分で読むのとは違って、
「読み聞かせる」のは難しい・・・という事。
特にあさひのように子供に読み聞かせるのって、読みながら「分かってんのかな?」と思うのです。
今日紹介する「どろんこハリー」も
そのうちの1冊。
1956年、ジーン・ジオンと、マーガレット・ブロイ・グレアムの作品で、原題は「HARRY THE DIRTY DOG」。
日本では、福音館書店が1964年に発行してから30年以上になる、大人気の絵本です。
お話は、有名なので、ご存知の方も多いかと思いますが、
おふろ嫌いのハリーが、家を抜け出して、帰ってきたときにはどろんこになっていて、
家の人たちに気づいてもらうためにいろいろな事をする・・・という、物語です。
あさひは、めちゃめちゃ好きなようで、前回紹介した「くまのコールテンくん」に並び、最近のヘビロです(笑)
さて、何が難しいかというと、あるページに、
「ほんとは くろいぶちのある しろいいぬなのに、
しろいぶちのある くろいいぬになってしまいました」というくだりがあります。
これを普通に読むと、私達大人は「そうなんや」で終わってしまいますが、
子供にとって、これだけの短い文章の中に、「しろ」と「くろ」が連呼されるので、
「訳が分からん」状態になっているんじゃないか?と思われる事なんです。
だから、理解させるためには、どう読んだらいいのか・・・というのが、難しいんだよね。
これは、私が勝手に思っている事なので、
「そんなんフツーに読んだらええねん」と言われるかもしれませんが、考えてしまいます

自分なりに、重きを置いて読むところを決めて読んでいますが、
私はしゃべり手さんではないので、こんなとき、DJさんなら、どう読むのだろう?と思います・・・。
てな事で、「今日の1冊

あ、お話は、ほんとおもしろいよ~!!
