2008年05月16日
えらいわぁ~

あさひが好きな絵本で、前回の「ちっちゃな ほわほわかぞく」 (5月8日「通常の生活」参照)と同じく、初回から食いつきのよかったものです。
「ぱんやのくまさん」 です。 福音館書店から発行されています。
この本は、くまさんのお仕事シリーズの中の1冊で、他にも
「ゆうびんやのくまさん」とか「せきたんやのくまさん」とかいろいろ出ています。
この絵本は、「ぱんやのくまさん」の1日を描いたものですが、あさひくらいになると、
その「1日の様子」というのが分かってくるので、朝おきてから寝るまでの様子が楽しいようです。
絵も、見るたびに新しい発見があります。
あさひは、くまさんがお店でお客さんに挨拶をする場面が大好きで、いつも大声で真似します。
大人から見ると、何てこともない「くまの生活」なんですが、子供にはそれが楽しいんですね。
それにしても、この絵本、大人目線で見てみると、結構面白いんですよ。
くまさんはいわゆる自分でお店をやっている自営業者!
店舗を持っているから、結構儲かっているんでしょう。それに、売りに行く車も持っている!!
そして、何より、子供にキャンディーを渡したりサービス精神もバッチリだ。
もちろん、気持ちの良いあいさつは忘れない。
パンが売り切れると店を閉める・・・。
売り切れる丁度良い量を毎日用意しているとは、なんて計算尽くしなくま!!
寝る前には、きちんと会計を済ませ、せっせと貯金箱に収納。
「これであんしん」の文章は読んでいて笑ってしまった(多分あさひはなぜ私が笑ったのか分からないでしょう)。
ほんと、自営業者としてはカンペキなくまさんだ。
あさひだけでなく、私も楽しんでます、「ぱんやのくまさん」・・・。
ぜひ、親子でどうぞ

「今日の1冊・・・
