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2012年06月23日

先週末の事

ちょうど1週間前の土曜日、以前から予約しておいたあさひの楽器の調整に行ってきました。
いつもお世話になっている楽器屋さんで、調整会のイベントをする・・・というので予約しておいたんです。

目的は、「弓の毛替え」です。
そろそろ毛が減ってきたねぇ~(旦那クンの頭じゃないよ、これはもう無いからねワーイ)と、言いながらこの日のために我慢してたんだもんね。

いつもは、弓を預けて交換してもらうのですが、今回は目の前で作業しくれるので、楽しみに行きました。

テーブルにはこんな道具が所狭しと置いてありました。
職人のお父さんはとても気さくな方で(ずーっとイギリスでこの仕事をしていて、数年前に日本に帰ってきたという、なかなかスゴイ方なんです)、
いろんなお話をしてくださいました。

こんなふうに→作業しながらだけど、
あさひの「これ何ですか?」とうるさいくらいの質問にも丁寧に対応してくれました。
んとに申し訳ないっアセアセ

今まで見たことのない道具にあさひもテンション上がってたんですね(笑)


弓の毛も記念にくださって(もちろん新しいのね)、
「これも貴重なんだよ」と説明。

弓に使う毛は白馬の尻尾なんですが、ほとんどがモンゴルで育つ馬なんだとか。
昔は馬を食べる習慣のあったモンゴルも、今では遊牧民の数も減り、白馬自体の数も減っているんだって。

ヨーロッパでもやっぱり馬を食べる習慣が減り、当然のように毛が入ってこない。
アメリカではと殺が禁止になったので、これまた毛が入ってこない。

加えて、弓に使える長い毛は、馬1頭から弓1本分くらいしかとれないそうな・・・。

んで、めちゃ貴重なんだってオドロキ

なるほどねぇ・・・。

「この楽器って、絶滅危惧種のかたまりみたいなもんなんだよ」とおっしゃっていました。

だから大切にしてあげてね・・・と言われて、あさひも納得。

こんな作業を近くで見れたのはもちろんですが、職人さんのお話がとっても面白かったです。

なかなか有意義な休日でした。

さ、今日は何しよっかな~


タグ :毛替え


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