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2008年09月24日

違うから良い…

日本の絵本と、視点が違うなぁ…と面白い絵本です。

「エマとピーター」「エマのしごと」の2冊がセットになって「エマのしごととともだち」で発行されています。

あさひは「エマとピーター」の方が気に入ったようです。

グニラ・ヴォルデというスウェーデンの作家の作品で、1977年に発行されていたようです。

さて、視点の何が違うかというと、エマとピーターの食べ物の好みの違い、遊び方の違いなんかを対比して描かれているのですが、
何と言っても家庭環境の違いの描写が凄くて、
エマは父母と弟の四人家族でごく普通の感じ。
一方、ピーターは父が居なくて、母とおばあちゃんと犬と暮らしています。
…今時ピーターの様な家庭は全然珍しくないのですが、それが絵本で描かれている事と、その作品が1970年代に描かれているのが凄いなぁ…と思うのです。

さすがスウェーデン!って感じ。

そして、「二人は違うから良い」というオチが、「哲学的」な気がして私は大好きです!

さっきもあさひが寝る前に「読んで」と言われました。
あさひには、いつかこの本のオチを理解して欲しいなぁ…と思いました。

「今日の1冊…本でした!


COMMENT: (0) CATEGORY: 今日の1冊




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