子供の将来に悩むライオン
とっても久し振りに絵本のお話です。
相変わらず毎晩、何か読んで寝てます・・・。
さて、今回の絵本は、
「三びきのごきげんなライオン」
文・Louise Fatio (ルイーズ・ファティオ)、絵・Roger Duvoisin (ロジャー・デュボアサン)
翻訳は、
晴海耕平 さんで、
童話館出版から発行されています。
晴海耕平さんの翻訳した本は、あさひも何冊か持っていて、
このブログで紹介したものでは、「おちゃのじかんにきたとら」
(2009年2月16日「すごいトラです」参照) や、「三びきのこぶた」
(2008年9月4日「定番の絵本」参照) などがあります。
とっても親しみやすい翻訳です。
この絵本ですが、「ごきげんなライオン」シリーズの1冊だと思います。
原作は、1959年に発行されているようで、今回の絵本は日本では、
1978年に佑学社から「ぼうやで三びき ごきげんなライオン」として刊行されたものを、新たに翻訳して出版したものだそうです。
さて、お話ですが、フランスの動物園に住む、ごきげんなライオンくんには家族ができました。
奥さんと子供です。
その子供が生まれた時からライオンくんは悩み始めます。
「自分の子供は将来、何になったら幸せだろうか?」・・・と。
動物園のライオンでもいいんだけど、ライオンは自分のやりたい仕事ができるはず・・・と。
ほんま、これ読んでたら、親目線に共感できる事も多くて笑ってしまいます。
フランソワと名付けられた赤ちゃんライオンが成長して、何になるのか。
その成長過程ではどんな経験をするのか。
ぜひ読んでみてください!
私は、とても幸せな気持ちになりました。
あさひは、一体、何になるんだろうなぁ・・・?
「今日の1冊・・・」 でした。
関連記事