すごいトラです

バズ

2009年02月16日 16:30





フツーのお家にこんなモノが来たら、ビックリするやろなぁ・・・

・・・というのが、私の最初の感想でした。
もちろん、絵本の話です。

「おちゃのじかんに きたとら」
ジュディス・カーというドイツ人作家の作品です。
1968年にイギリスで出版されているようです。

内容は、ソフィーという女の子がおかあさんと台所でお茶にしようといていたら、
玄関のベルが鳴り、開けてみると、大きくて毛むくじゃらのしまもようのとらがいました。

とらはお腹が空いていて、一緒にお茶をしたいと言います。
お母さんとソフィーは、快く迎え入れて、いっしょにテーブルに着きます。
サンドイッチやパン、ケーキをあげますが、とらは1つずつ食べるのではなく、
ぜーんぶ食べていってしまいます・・・。

というのが、お話の内容です。
とっても優しい母子の様子と、とらの飄々とした姿に思わず笑ってしまいます。

あさひがこの本のどこが気に入ったのかはわかりませんが、
とらが、ぜーんぶのモノを食べていくところと、お父さんが帰ってきてからの親子3人で出かけるところ、
そして、最後のページ(とらがあいさつしているところ)を何度も読みます。

大人の心では分からないけれど、子供には何か感じるところがあるんでしょうね。
これは、そんな絵本です。

・・・てなわけで、「今日の1冊・・・」でした!

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