詩的ですよ
子供の絵本なのに、大人の私たちでも感心したり感動したりするお話ってありますよね?!
今回の絵本は、まさに、「感心」の方かな・・・。
「よるとひる」
マーガレット・ワイズ・ブラウン 作、
レナード・ワイスガード 絵
・・・という、何度か紹介しているゴールデンコンビの作品です。
今まで紹介した絵本の中では、長い文章で、
「あさひには難しいかな?」と思いましたが、
読んでいると、長さも気にならないようで、安心しました。
このお話のすごいところは、とにかく言葉がきれいな事!
例えば、「こよなく好きでした。」とか、「ホタルのひそやかなまたたき」とか、
あまり喋り言葉では使わないような言い回しなんですが、読んでいると気持ちいい文章です。
子供にはいいかな・・・と思います。
内容は、くろいねこと(夜が好き)、しろいねこ(昼が好き)が、それぞれ昼と夜を案内し合う・・・というもの。
どちらも、良いところをプレゼンするんですが、その間のやりとりが、とても素敵です。
ホントに、この作家は、すごいなぁ・・・と思います。
絵もとってもやさしいですよ。
「今日の1冊・・・」 でした。
関連記事